ハードウエアプロトタイピング-GIFカメラを作る(3)-
- 電子工作
こんにちは。今回は「GIFカメラ」の制作第3回。 GIFカメラのガワを作っていきます。
3Dプリンター+塗装
今回は、3Dプリンターでプリントしたものに加工して仕上げる工程にフォーカスを当ててみようと思います。
作業に入る前に塗装する前のGIFカメラのガワを見てみましょう。フィラメントの跡がくっりきと残っていたりしています。
今回やること
作業手順
- 3Dプリンターでプリントしたものに対してパテを塗る
- パテの表面にヤスリをかけ滑らかにする
- 塗装をする
今回使うアイテム
ロック ポリパテ 中目 + 硬化剤 (セットで¥2,430)
いわゆる 「パテ」です。3Dプリンターのフィラメントの溝であったり、部品の結合部分などを隠すために使います。硬化剤と混ぜると硬くなります。なので、硬化剤とセットで買う必要があります。
ロック ポリパテ 中目 1kg 硬化剤20g付 (Amazonへ)
紙ヤスリ
240番のヤスリを使用しました。
下地塗料
パテの上にカラー塗料を塗る前に使用します。細かな凸凹を無くすために使用します。
カラー塗料
好みの色の塗料を選んでみてください。
タミヤ スプレー No.90 TS-90 茶色(Amazonへ)
タミヤ スプレー No.41 TS-41 コーラルブルー(Amazonへ)
作業手順紹介
※十分に換気をしながら作業は行ってくださいね。
まずはパテを塗って行きます。下の画像のように「パテ:硬化剤」を「9:1」の割合で出します。それをよく混ぜます。この時少しでもムラがあると固まり難くなってしまうのでコテなどを使ってよーく混ぜます。
※ねずみ色がパテ、オレンジ色が硬化剤です。
よーくです。
パテを塗るときは使い捨てのゴム手袋を使用しました。
20分ほどでカッチカチになります。
次にこのままだと表面が粗いのでヤスリを使って削っていきます。
次に下地塗料を吹き付けます。
ここまでくるとほとんどフィラメントは隠れ3Dプリンター感は無くなってきます。
最後に好みの色の塗料を吹きかけ、乾かして完成です。
まとめ
3Dプリンターでプリントしたものに
- パテを塗り
- ヤスリで表面を整え
- 塗装
をして仕上げる手順を紹介しました。
3Dプリントしたものに、1工程を加えることで印象をガラッと変えることができます。
今回使ったアイテムは全てアマゾンで購入することができます。ぜひポチして試してみてください。
あとがき
3Dモデルをもっとババっと作れるようになりたいなぁ。。。