MSV LIFE 大原社長の「制作会社を外注と思わない大切なパートナー」という言葉
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ロボ・アドバイザーを活用した投資一任契約サービス、「MSV LIFE」が今年9月17日にローンチされ、2ヶ月弱の時間が経ちましたが11月11日、ローンチパーティーが行われました。
今回のデザインラボ・ツクロアは弊社ツクロアとお付き合いさせていただいているMSV LIFEという資産運用サービスについて紹介を兼ねたお話です。
関連企業やパートナー企業10社が集まり弊社も呼んでいただきました。弊社はMSV LIFEのUIデザイン全般を担当させていただいております。
「MSV LIFE」というサービスは、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社様が運営しているサービスです。
出資会社としてマネックスグループ、クレディセゾン、バンガードといった有名金融持株会社、クレジット会社、投資会社が名を連ねており、その思想やノウハウを受け継いで設立された会社ということです。
MSV LIFEとは?
毎月一万円から投資が可能なWeb上で行える資産運用サービスです。
まずは https://www.msvlife.jp/ から「資産計画をつくってみる」ボタンより、積み立てプランを誰でも気軽に無料でシミュレーション。ここまではログインなど必要ありません。お暇な時に試してみてください。
サービスのひとつのコンセプトである3本柱として「ためる」「たのしむ」「そなえる」という計画タイプがあります。
資産計画をつくってみるボタンを押した次のページ、STEP1は大体近しい計画のものを選んでいただけたら、初期投資金額などは後の画面で微調整することは可能です。まずは気軽に選んで右下の『「リスク許容度の測定」へ』ボタンを押してください。
STEP2はリスク許容度の測定、5つの質問に答えていただきたく。
(Q2の選択項目がなんで複数選択チェックボックスじゃないんだよ!?というツッコミは既知です、そのうち改善されるはずです)
STEP3、ここで結果が表示されます、ここまで1〜2分もかからないのではないでしょうか?まずはお試しください。
STEP1で大雑把(おおざっぱ)にプランを選んでいただいたわけですが、例えば初期投資を増やしたいとか、ボーナス払いを設定したいとかはSTEP3で細かく調整できます。つまり、入り口は気軽に入りやすく、最後は操作が増えるけどイメージしやすくなる。そんなUIを目指してこのようなデザインになりました。下の画像はSTEP3の画面です。
利回りばかりを意識するのではなく、リスクに対する許容度までを考慮して資産運用を踏まえたうえでロボ・アドバイザーは「目標達成確率」という数値を出してくれます。
目標達成確率が低すぎたら策定の見直し、高すぎたらさらに高い目標への策定を促してくれるため、目標達成確率はユーザーにとっては大きな目安になると思います。
ひとそれぞれ目標や投資できるお金は個別に様々なので、それをSTEP3では微修正を一画面で行なえるように設計されています。
サービスの紹介を言い出せばきりがないので、このへんで。繰り返しですが、お試しは簡単ですのでぜひこちらからどうぞ。
見れば見るほど愛着がわくロゴマーク
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社とサービス名「MSV LIFE」は同一のロゴマークです。
こちらのロゴマークは弊社ではなく、別のデザイナーさんがつくられたということなのですが、見れば見るほど愛着が沸いてきます。
見た感じ気取っていない、格好をつけない、そんな印象がこのカタチから伺えます。
稲穂の意味する「豊かな実り」そして頭を垂れる謙虚さ、トンボはまっすぐにしか進めないことから紆余曲折な人生に寄り添ってしっかり支えてあげる、そんな存在でありたいという思いが込められているようです。ステキなコンセプトです。
クールで今流行りといったデザインとは一線を画していますが、ロゴマークに大切なのはその存在する意味や生き方を象徴することなのかもしれません。
ローンチパーティーは不思議な発見の場
そういえば昨年の暮れに弊社をご紹介いただき早いもので、もうお付き合いが始まって1年が経とうとしています。
会社を設立されてから間もないので、まずコーポレートにおける全面的なデザイン、そしてMSV LIFEというサービスサイトから資産運用シミュレーションのためのWebアプリケーションデザインまで同時に解決するべき課題が山積みになっていたので、これはもう無駄な確認や修正作業が発生するのをどこまで防げるかを経験をもとにスケジュールを立てた記憶もあります。
当初から決してラクな道のりではなかったとパートナー企業の方も言われたましたし弊社もそうだったなと思い返すばかり。でもローンチパーティーって不思議な魅力があるものだなと感じます。
今までの大変な業務も慰労されるだけでなく、あらためて発注側のスタッフのみなさんや周囲のパートナーの人柄に触れることができて、それって忙しいときには感じられないものだからです。
日頃触れ合うことがない関連企業の方とも交流ができました。当日のローンチパーティーには関連企業のクレディセゾンの副社長さんやマネックスグループのCFOの方をはじめ、「お金のプロフェッショナル」の面々も。
関連企業一社ずつスピーチタイムがあり、私も一言ごあいさつをさせていただきました。
どうも、、堅苦しい雰囲気が苦手な私は「飲んでますかー?」と場違いなあいさつになってしまったと思って、そんなパートナーを暖かく見守っていただいているスタッフの方にはホント心から感謝しております。
大原社長の「依頼ではなく一緒につくりあげてきた」という実感
最後に同社の大原啓一社長のスピーチがあり、パートナー企業に向けた言葉が印象的でした。
「確かにここに至るまで大変な道のりだったのですが、正直、みなさんにお願い(依頼)しているという意識がないです。どちらかというと一緒につくりあげてきたという実感を持っています」
一緒にサービスをつくっていく、なんだか気恥ずかしくも思われそうですが根底として持つべき心はその通りだと考えています。
よく「その業界人でもないのに事業に口を出せるのか?」と言われることがあります。
私たちが今行なうべきは、お金のプロである業界人と私たちのようなシロウトがどこまでも対等な意見を出し合える関係性のなかで自分に何ができるかを常に考えることではないか?と考えています。そうでないと何も始まらない。
MSV LIFEというサービスに関しては、一万円から始められるという敷居の低さから、お金のシロウトである私たちの意見を求めて、受け入れるところは受け入れ違和感があればそれをちゃんと指摘してくださった。
私も何度か意見をぶつけるときや受注側にも関わらず失礼を承知でディスカッションに熱くなったことは多々あり、後で大原さんには失礼しましたとお詫びすることもあり…でも彼はとても謙虚で私たちを信じてくださっているのか、どんどん言って欲しいとか、ストレスを感じられているのであれば遠慮なくぶつけて欲しいとか、大原さんからの意外な言葉は忘れられません。
そして大原社長はツルの一声やトップダウンの命令ではなく、現場で意見交換されて出た答えに原則口を出さず採用していらっしゃいます。
いつもニコニコされているので不思議な感じもしますが、この方一度思いを語り始めるととてもアツいんです。
そのお人柄なんでしょう、スタッフのみなさん一人ひとりが意見をしっかり持って社長さんをサポートしていらっしゃる。
今後も課題はたくさんあるので、常に改善は繰り返されるなかで、私たちも精一杯お手伝いしていきたいと感じています。
ローンチが決まる前から用意していた手作りプレゼント、「MSV LIFEロゴプレート」。
喜んでいただいて本当によかった。。
それどころか会社のエントランスに飾ってくれています、うれしいですね。